【ペット豆知識】小動物の冬場の飼育で気をつけたいポイント
【ペット豆知識】小動物の冬場の飼育で
気をつけたいポイント
季節の変わり目や冷え込む時期は、動物にとっても体調を崩しやすい時期です。
いつ冷え込むか天気予報など情報収集してても、予期せぬ事態が起きてしまう事もあります。
今回は小動物を飼われている方に向けて、冬場に気をつけるべきポイントや、もしもの時に備えて準備しておくことについて解説していきます。
1. 冬場における注意点
まずは温度管理を徹底しましょう
小動物は体温調節が苦手な子も多です。室内温度を維持しましょう。
- 室内温度の目安
- ハムスター:20~24℃
- うさぎ、モルモット:18~24℃
- インコ:20~25℃
- 暖房器具の活用
ヒーターやペット用ヒーターを使用して、温度を一定に保ちましょう。
直射日光やエアコンの風が直接当たらないように注意してください。
ケージの位置
- 冷え込みやすい窓際や、床からの冷気が届く場所を避けましょう。
防寒対策を強化する
- ケージの外側に毛布や断熱シートを巻くなど、保温を意識しましょう。
- 巣材や寝床用のクッションを多めに入れて、動物が暖を取れるようにするのも良いです。
2. お留守番時に注意すべきこと
長時間の不在でも暖房が切れないようにする
タイマー付きのヒーターや、停電時に自動復旧するタイプの暖房器具を
準備しておくと室内温度が下がりずらくなります。
餌と水を十分に用意する
暖房器具を使いづつけると乾燥しやすくなりますので、お水は用意しましょう。
食事も忘れずに。
3. 季節の変わり目で気をつけるべきポイント
冬から春、または秋から冬へと季節が移り変わる時期は、
気温の変化が激しく、小動物にとって体調を崩しやすい時期です。
急激な温度変化を避ける
朝晩の寒暖差に注意し、部屋の温度を一定に保つ工夫をしましょう。
自動温度調節機能付きのヒーターなどはお留守番時でもおすすめです。
健康チェックを欠かさない
食欲や便の状態を毎日観察し、普段と違う様子があれば
早めに動物病院、かかりつけ医の先生に相談出来るようにしましょう。
4. もしもの時に慌てないための準備
冬場の飼育で不測の事態が起こることもあります。
万が一に備えて準備をしておくことが大切です。
緊急連絡先の確認
かかりつけの動物病院や、24時間対応可能な病院の連絡先を
すぐ取り出せる場所にメモしておきましょう。
急変した時の対策
体調が急変した時のために、病院へ行く準備、症状を撮影するなど
事前に急変した時に、やることを確認しておきましょう。
火葬や供養について知っておく
万が一、小動物が亡くなってしまった場合、
ペット火葬や供養の手続きについて事前に情報を集めておくと慌てず、お別れの時間を過ごすことが出来ます。福岡には、小動物にも対応したペット火葬業者が多いです。各社プラン内容、金額が違いますので、事前に確認しましょう。
まとめ
今回は小動物を飼われている方に向けて、冬場に気をつけておく事を紹介しました。
小動物の種類によっては温度の変化に対応して生活してくれる子もいますが、過ごしやすい環境を作ってあげるとペットも喜んでくれます。また、様子の変化に気付けるように日頃から観察するように意識しましょう。